肥満外来でダイエットを行なう場合、費用はどのくらい
かかるのでしょう?
肥満外来の費用は次の3つに分けることができます。
■プログラム指導料
ダイエットのプログラムを組んでもらうための費用で、
指導費や検査費用も含まれていることが多いようです。
検査から治療終了までかかる費用は、個人の身体の状態
により治療期間や方法が違うため、病院やクリニックに
よって差があります。
保険が適用される場合は負担が軽くなります。
■薬による治療を行なう場合
肥満治療薬として主に使われているのが食欲抑制剤の
そして、副作用が一番少なく安全とされている漢方薬
です。
治療に使われている薬で、厚生労働省が認可しており、
保険が適用される場合があります。
「ゼニカル」は日本では未承認の薬のため、すべて自己
負担となります。
薬の種類によって金額が変わりますが、だいたい1ヶ月
に1万円以上はかかると考えておいたほうが良いようで
す。
保険が適用される薬を利用した場合は負担が軽くなりま
す。
■外科的な施術を行なった場合
場合は保険の適用はなく、すべて自己負担となります。
また、病院によって施術する場所や大きさにより、料金
が変わります。
肥満外来で保険が適用される条件
肥満外来での治療には保険が適用される場合と適用され
ない場合があります。
・高度の肥満と診断された人(BMIが35以上ある)
・健康診断で高度の肥満と診断され、また、高血圧、
糖尿病、脂質異常症を指摘された人。
・肥満が原因のいびきや、睡眠時無呼吸症候群と指摘さ
れた人。
・肥満が原因の膝の痛み、腰痛がある人。
・肥満が原因でその他の健康障害がある人。
上記のような条件にあてはまる場合は保険が適用される
可能性が高いです。
病院によって適用される範囲が違う場合もあるので、
治療に入る前にしっかりと確認をしておきましょう。
美容上の問題であったり、肥満が原因による医学的な
問題がない場合は保険の適用外となるため、すべて
自己負担での治療となります。